ブルーベリーが目に良いのは何故?その効果とは?

ブルーベリー

目に良いものと聞くとイメージするのがブルーベリー。
パソコンなど目を酷使するような仕事が増えている現代ですが、そんな中ブルーベリー系のサプリメントや食品の需要が増えてきています。

しかし、なぜブルーベリーは目に良いと言われるようになったのでしょうか?
ここではブルーベリーの目への効果や、そのメカニズムなども解説したいと思います。

ブルーベリーの研究が始まったきっかけ

ブルーベリーはもともとアメリカの原住民によって、野生のブルーベリーを生や乾燥にしてフルーツとして食べられていたと言われています。
また、北ヨーロッパなどでも自生しており、昔から健康に良いと言われていたようです。

しかし、実際に目に良いと言われるようになったのは、太平洋戦争のときブルーベリージャムの好きなパイロットが、

「朝パンにたっぷり付けて食べた日は、夜間飛行の際の攻撃のときや薄明かりの中でも目が疲れず、とてもはっきり見えるようになった」

ということに気が付いたと言われています。

そのことがきっかけで軍隊の中で徐々に広がっていき、後にイタリアやフランスでもブルーベリーと視力などの研究が始まったとされています。

時代とともに研究が進み、ブルーベリーの中のアントシアニンが視機能を改善することが解明されたのです。

ブルーベリーと視機能回復のメカニズム

わたしたちの目に映像が入ってくると、それを網膜に映し出します。
網膜はいわゆるカメラのフイルムのような役割をしますが、この網膜にはロドプシンというタンパク質が存在しています。

このロドプシンが分解されることで電気信号が発生して脳に伝わり、わたしたちは見えていると感じるのです。

そして1度分解されたロドプシンは再合成され、また再分解されるということを何回も繰り返します。

しかし、目を使い過ぎたり加齢などによって、このロドプシン再合成機能が低下していき、それがいわゆる疲れ目になるわけです。

ちなみにロドプシンは色素を作る働きもしています。

アントシアニン・ビタミンAがロドプシンを再生する

ブルーベリーのアントシアニンはロドプシンの再合成をサポートする効果があるため、しょぼつき、かすみ、ぼやけなどの予防と改善効果があります。

ブルーベリーにはアントシアニンだけでなくビタミンAも豊富に含まれ、このビタミンAは粘膜を保護する効果があり、薄暗い場所でもすぐにピントを合わせることのできる効果があります。

また、ロドプシン再生にも欠かせない成分なのです。

目の回りの筋肉などの回復する働きがある

ブルーベリーに含まれているアントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用が非常に強い成分でもあります。

目が疲れると目の周辺の筋肉や細胞に活性酸素が大量にたまってしまうため、アントシアニンの抗酸化作用が発揮され筋肉の働きを蘇らせてくれるのです。

目の筋肉が弱ってしまうと目がピクピクしたり、目の奧が痛く感じたりすることもあります。

また、目の焦点を合わせる筋肉を毛様体筋、目の位置を合わせる筋肉を外眼筋と言い、ここに活性酸素が溜まってしまうと筋肉は緊張状態になり、これらの機能が低下していくのです。

目に効果が期待できるブルーベリーの摂取量

疲れ目などの改善のためにブルーベリーを摂取するのであれば、基本的には毎日90g以上の継続的摂取が必要であると言われています。

また、特に目を使う前や疲れたときにも摂取すると、より効果が期待できます。
なかなか普段の食事から90g以上のブルーベリーの量を摂取するのは難しいため、ブルーベリーサプリメントなどで補うことをおすすめします。